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ブラックアパレル会社を辞めようと思った瞬間

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ブラック企業を辞める

ブラック企業を辞めた人は、そこを辞めようと決めた瞬間があると思いますが、

ブラックアパレル会社に勤めていた私の場合は、友人の結婚式での事でした。

辞めようと思った瞬間

参考:沖縄のアパレル中小企業に正社員で働いてたが、振り返るとブラック企業だったと思う

ブラック企業で働いてると、休日出勤や、朝から晩まで働かされるので、必然的に会社以外の人と会わなくなり孤立してしまいます。

ブラック企業・孤立

そうなると、社会人として経験が浅い人たちは、これが「当たり前」だと勘違いして会社に搾取されてしまいます。

私もこのように搾取されましたが、そのスパイラルから抜け出すきっかけが、会社以外の人と会う(結婚式に参加してみる)事でした。

 

結婚式では、学生以降全く会わなくなった友人や、様々な人が集まります。

私はその頃20代半ば。

集まって話す内容といえば、勤めてる会社の仕事内容や、給料や休みといった待遇の話で、

皆んなどのような働き方をしてるのか?を、初めて知る機会でもありました。

そこで「え!?自分とだいぶ違う!」と気づいた訳ですが、

違う!

衝撃的だったのが、

休みが月に8〜9日もあって(私は月に5回)

残業代は必ず払われる(私はサービス残業)

ボーナスがある(全くない)

有給も取得できる(全くない)ということ。

それは当時の会社では暗黙の了解で「悪いこと・タブー」とされてるもので、今まで当たり前だと思ってたこと。

会社に搾取されてる事に気付いた瞬間、辞めようと決めた瞬間でした。

 

気づけば、今の会社に勤めてる事が恥ずかしいと思うようになっていて、

私の仕事事情も聞かれたけど、待遇は良いと嘘をついていたのが今でも心苦しいです。

その後、今まで頑張ってきたものはなんだったんだろう?

自分自身の生き方に不安や後悔、絶望も感じたりもしました。

不安・絶望

しかし逆に心の中でホッとする部分もあったんです。

社内では当たり前となってる、腑に落ちない理不尽な働き方。

それが長年、とてつもない違和感があったけど、これは

ブラックな会社だからなんだ!」「これで未練なく辞める事ができる!」

確信できたからです。

単純な理由だったけど、自分の価値観は正しかったんだ安心しました

私の場合、不安や後悔、絶望もあったけど、最終的には安心のほうが大きかったと感じます。

案外、大丈夫

その後、ブラックアパレル会社を辞めることができたんですが、辞める理由が確信であれば、案外大丈夫なものだと思います。(あとは辞める事だけ考えればいい)

そして全ての始まりがあの結婚式での事でした。

誰でもいいから会ってみると何か変わるかも

上記でも言いましたが、ブラック企業で働いてると、会社以外の人と会わなくなり孤立してしまいす。

ブラック企業・孤立

そしてブラック企業で働く人ほど、自分自身の状況に気付かない人も多いです。

もし「今の会社ブラック?」と働き方に疑問を感じてるなら、

友人との飲み会や、実家に帰ってみたり、親戚の集まりに行ってみてはどうですか?

人に会う

あと参加したからって無理して自分から話さなくてもいいとも思います。

話を聞いてるだけで普段の生活では感じない感情やパワー、何か新しい道が見えてくるかもしれません。

これは全ての人が当てはまる訳ではないと思いますが、何かしら得るものはあるんじゃないかと思っています。

少なくとも私は、ブラック企業だと気付いたり、辞めようと決意するきっかけになったので。

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