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仕事に行くのが辛いと思った人に見てほしい映画だ

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どうも。エンバです。

息子が寝静まった深夜はネトフリを観るという習慣を過ごしてまし

今夜は邦画「ちょっと今から仕事やめてくる」を鑑賞。

ブラック企業

ちょいネタバレ気味に紹介すると

ブラック企業で心も体も疲れ果てていた男性に、突然と昔の同級生が現れ、それがきっかけで自分の人生を見つめ直すというストーリーなんだけど

結論から言うとすごく良い作品だった。

特にブラック企業の様子、そこで働いててどう思うのか、どう感じるのかが丁寧に表現されている。

会社の朝礼では宗教のように社訓を大声で言い

上司は暴力を振るい怪我を負わすことはしないけど、高圧的な態度で社員の自尊心を奪っていく

残業代の出ない残業を深夜までしてる主人公はこれが当たり前のようにこなし、会社が悪とは思っていない。

私もブラックアパレル企業で働いたことがあるけど、その一つ一つの設定が一致していて、心が痛い部分もあった。

ニュースでブラック企業のことを耳にしても〇〇時間サービス残業、〇〇日休みなし、とか数字や文脈からしかイメージできないなか

ブラック企業を映像で定義してるのは、映画の枠を超え、社会人の優良なバイブルとしての価値があると思う。

そもそもブラック企業で働いてる人は、精神的に追い詰められて心に余裕がない

又は新卒で入社した為 ブラック企業なのかを判断・比較する経験がなく、ずるずると働き続けてしまう負のスパイラルに陥りがちだ。

実際私もそうだった。

しかし、そんな時に「それはおかしいよ!」と映像で発信してるものがあれば、今置かれてる現状の気付きのきっかけになるかもしれない。

私もブラックアパレル企業で働いてた頃、自分が未熟なんだと思い、会社に対しておかしいと全く思わず働いてた事があったけど

自分の考えを良い意味でぶち壊してくれる何かがあれば、、、と悔やむことがある。

少し話がずれてしまったけど、今の会社に違和感を感じる、会社に行きたくない、辛いと思った人に見てほしい映画だ。

 

そして、また少しネタバレになるけど、主人公が会社を辞める決意をし、会社を辞めるまでの過程も描かれてて

その過程で、この会社じゃないといけないのか?なぜ正社員にこだわるのか?

と主人公の同級生との会話で出てくる疑問は、私自身の事も問われてるようで興味深かった。

あと。主人公の両親が

(会社辞めても)別に良いんじゃない?だって会社は世界に一つじゃないんだから

と、ブラック企業で働いてると忘れてしまいがちな考えを、さらっと言った場面もあったり

心に突き刺さる名言も多い作品だった。

絶望感溢れるシーンもあるけど、最後には清々しい気持ちになる後味の良い映画だと思う。

何かのきっかけやヒントになれば幸いだ。

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