Way of Wade 12 レビュー|史上最軽量×究極の反発力!バッシュの常識を覆すモンスターモデルの全貌

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ついに、Li-Ningのウェイ・オブ・ウェイド(Way of Wade)シリーズも第12世代まで辿り着きました。

NBAの伝説、ドウェイン・ウェイドの足元を支え続けてきたこのシリーズは、代を重ねるごとに驚きを与えてくれましたが、今回の「WOW 12」は、まさにこれまでの集大成と言っても過言ではない仕上がりです。

実際に手に取って、そしてコートで試してみて感じたのは、「あ、これはバッシュの歴史が動いたな」という確かな手応えでした。

今回は、このモンスターモデルがなぜ「史上最高」と目されているのか、その理由を私の視点から徹底的に紐解いていきたいと思います。

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驚愕の「史上最軽量」がもたらす異次元の機動力

まず手に持って最初に衝撃を受けたのが、その「軽さ」です。WOW 12を語る上で欠かせないのが、シリーズ史上最軽量という事実です。

US 9.5(27.5cm)で約330gという数字を聞いたとき、正直なところ「これだけの機能が詰まっていて、そんなに軽いはずがない」と疑ってしまいました。

しかし、実際に履いてみると、その軽さは数字以上の感動を伴って足に伝わってきます。

前作のWOW 11が重厚でラグジュアリーな質感だったのに対し、今回の12はまるで足と一体化するような、羽のような感覚です。

これは単に素材を削っただけでなく、最新のエンジニアリングによって「必要な強度は保ちつつ、無駄を徹底的に排除した」結果なのだと痛感しました。

ガードやスモールフォワードのように、常にコートを走り回り、爆発的な一歩目を必要とするプレイヤーにとって、この軽さは何物にも代えがたい武器になります。

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「SUPER BOOM」2層構造が織りなす極上の反発力

バッシュの心臓部とも言えるミッドソールですが、ここにはLi-Ningが誇る「SUPER BOOM」が上下2層に渡って贅沢に敷き詰められています。

このクッショニングが、本当に面白い。

単にフカフカと柔らかいだけではありません。

着地の瞬間には有害な衝撃をスッと吸収してくれるのですが、そこからの「跳ね返り」が強烈なんです。

踏み込んだパワーがそのまま100%以上の推進力に変換されるような、二段構えの挙動を感じます。

これは、かつての名作WOW 10が持っていた「圧倒的なバウンス感」を彷彿とさせつつ、さらに洗練された印象です。

コートフィール(接地感)もしっかり確保されているので、足裏の感覚を大切にするプレイヤーでも違和感なく扱える絶妙なバランスに仕上がっています。

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プレートの魔術:サンドイッチ構造のカーボンファイバー

このSUPER BOOMのポテンシャルを最大限に引き出しているのが、2層のフォームの間に挟み込まれた「フルレングス・カーボンファイバープレート(Infinity Carbon Plate)」の存在です。

この「サンドイッチ構造」が、シューズに劇的な剛性とスプリング効果をもたらしています。

ダッシュ時やジャンプの際、テコの原理のように力が伝わる感覚があり、自分の身体能力が一段階上がったかのような錯覚さえ覚えます。

さらに驚いたのは、ヒール部分に追加されたカーボンとTPUのパッチです。

これがあるおかげで、急激なストップや方向転換をしても、かかとが全くブレません。

ただ、これほど強固なプレートが入っているにもかかわらず、足の動きに対しては意外なほどしなやかさも感じます。

ガチガチに固めるのではなく、必要な方向にだけ力を逃がさず、スムーズな歩行誘導をサポートしてくれる。

この構造美には、ルネサンス芸術や建築的な美学が反映されているというのも頷ける、見事な設計です。

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「GCU」アウトソールによる吸い付くようなグリップ

コートの上で命取りになるのは、やはり「滑ること」です。WOW 12のアウトソールに採用された「GCU(Ground Control Unit)」という素材は、私の期待を遥かに超えてきました。

一般的なラバーではなく、特殊なキャストポリウレタンで作られたこのソールは、乾いたコートはもちろん、少し湿り気のあるようなコンディションでも、床を「噛む(Bite)」ような強烈なグリップを発揮します。

多方向に刻まれたパターンが、あらゆる角度からの急停止に対応し、滑る心配を一切せずに全力でプレイに集中させてくれます。

ただし、この驚異的なグリップ力を維持するためには、少しだけ手間が必要です。溝が比較的浅いため、ホコリが多いコートではこまめに手で拭ってあげるのが正解です。

また、この繊細かつ強力なソールを消耗させるのは忍びないので、個人的には屋外のアスファルトではなく、ぜひ手入れの行き届いたインドアコートでその真価を味わってほしいと思います。

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卵の殻の膜?独創的なアッパー素材とフィット感

アッパーには「卵の殻の膜」をイメージしたという超薄型の合成フィルムが使われています。これがまた秀逸で、薄くて軽いのに引っ張り強度が非常に高い。

特につま先部分のTPEE素材との組み合わせが絶妙で、激しく切り返しても指先が圧迫されず、それでいて足全体が吸い付くような「グローブフィット」を実現しています。

内部のセミブーティ構造と厚手のヒールパッドも相まって、かかとの浮き(ヒールスリップ)は皆無。

シューズの中で足が遊ぶ感覚が全くないので、自分の足の一部としてコントロールできる感覚が非常に強いです。

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購入前に知っておきたい「サイズ選び」と「初期の香り」

ここで、検討中の方へリアルなアドバイスを。WOW 12は競技性能を極限まで突き詰めているため、ラスト(足型)がかなりタイトです。

私は標準的な足型なので通常サイズで完璧でしたが、幅広の方や甲が高い方が同じサイズを選ぶと、サイドのTPUパーツやカーボンプレートの硬さが当たって、土踏まず付近に痛みを感じる可能性があります。

そうした自覚がある方は、「ハーフサイズアップ(+0.5cm)」を選択するのが賢明です。

また、箱を開けた瞬間に少し強めの「化学薬品のような匂い」がすることがあります。

これは最新素材や接着剤特有のものですが、数日陰干しすれば気にならなくなります。

「これが最新バッシュの香りか」と割り切れる人なら問題ありませんが、気になる方はプレイ前に風を通しておくことをおすすめします。

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ライバルたちとの比較:なぜ今、WOW 12なのか

巷で人気の他モデルと比較しても、WOW 12の優位性は明らかです。

例えば、NikeのKobe 6 Protro。あの接地感とスピード感は確かに素晴らしいですが、クッションの反発力と着地後の足への負担の少なさ(衝撃吸収)では、WOW 12に軍配が上がると感じました。

また、Nike G.T. Cut 3の柔らかいバウンスも魅力的ですが、横方向へのサポート力や剛性という点では、WOW 12のカーボンプレートとサイドケージの安心感には及びません。

軽さ、反発、サポート。この三要素がこれほど高いレベルで、しかも「史上最軽量」というパッケージでまとまっているモデルは、現時点では他に類を見ません。

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最後に:この一足が変えるバスケライフ

Way of Wade 12は、正直に言って安価な買い物ではありません。

日本国内で手に入れようとすると、ショップによってはかなりの高値になることもあります。

しかし、その価格に見合うだけの「テクノロジーの結晶」がこの一足には詰まっています。

爆発的なジャンプ力を求める人、一歩目の鋭さを磨きたい人、そして怪我を恐れずアグレッシブに攻め続けたい人。

WOW 12は、あなたのそんな願いを現実にする最高のパートナーになってくれるはずです。

ウェイドのキャリア、そしてLi-Ningの情熱が凝縮されたこの傑作を、ぜひ一度その足で体験してみてください。

コートに立った瞬間、これまでのバッシュとは違う「新しい景色」が見えるはずです。

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