今回はアニメ「葬送のフリーレン」のメインキャラクター・フェルンについて解説していきます
フェルンは魔王討伐した勇者一行の僧侶ハイターと魔法使いフリーレンに育てられた弟子。
フリーレンと初めて出会った時は9歳で、旅立った時点で16歳になっています。
アニメの声優は市ノ瀬加那(いちのせ かな)さんが担当しています。
フェルンの性格がかわいい!
フェルンの性格は非常に生真面目で冷静沈着。
その生真面目さもありハイターの教えに非常に忠実です。
さまざまな教えの中で「魔法は人々を幸せにするためにある」
という教えは彼女の行動原理となっているため、自分の魔法で人々を助けたり笑顔にしたりすることが好きなようです。
一方でギャンブルは嫌いと言っているものの「酒は百薬の長」といって好意的に思っているため、良くも悪くもハイターの教育に多大な影響を受けてるようです。
あと、フリーレンのだらしなさに対して怒ったり、気に入らないことがあるとムスっとしたりと年相応の分かりやすい一面もあります。かわいい。
【ちなみに】母性が溢れ出る「丸くなった」フェルン
【↑初期のフェルン】
漫画版では初期のフェルンと現在(2023年)のフェルンを比べて「どんどん丸くなってる」「よりお母さんになった!」「丸くてかわいい」との声があり話題になってましたが
アニメのキャラクタービジュアルも、どちらかというと丸い印象に仕上がっている事から、また話題になってました。
個人的には丸いほうがキャラに合ってる感じがして好きですね。
フェルンとハイターの出会い
フェルンは子供の頃 戦争で家族を亡くし生きる気力を失い自殺しようとしたところでハイターに出会います。
その時ハイターの「死ねばその人との大切な思い出まで死んでしまう」という言葉を聞いて自殺をやめ共に暮らすことになります。
そしてフリーレンと出会い、常人なら10年はかかる道を4年で魔法使いとして一人前と言われるまでに成長し
高齢だったハイターを見送った後は、フリーレンの旅に同行していく事になります。
フェルンとフリーレンとの関係
フリーレンと出会った当初は幼い少女でしたが、旅を通じて心身ともに成長し、フリーレンの保護者・権ツッコミ役のような存在としてなっていきます。
フェルンが「毎朝フリーレンさまのことを起こしてご飯食べさせて服着せてこれ私、完全にお母さんですよね」とフリーレンに言うシーンがあったことから「フェルンママ」と呼ばれています。
自分より年上であるフリーレンを尊敬していると同時に振り回されて苦労している感が伝わってきます。
フリーレンのことを尊敬しているがエルフ的時間感覚には否定的で、彼女の能力を世界の役に立てるべきだと思っています。
フェルンとシュタルクとの関係
生真面目で冷静沈着な彼女ですが、今までの生活環境で異性との接点がなく、接し方がよく分からないからか
パーティーメンバーのシュタルクには辛辣な言動も多々見受けられます。
しかしシュタルクに詰め寄る時だけ敬語が崩れたり、本音を言えたり、彼の気持ちに寄り添うシーンが随所にあるので
無自覚だと思いますが異性として意識してるようです。
旅の途中ではお互い不器用ながらデートする場面もあり、シュタルクとの今後の関係も気になります。
フェルンの魔法使いとしての能力
フェルンの魅力的な人間性はもちろんですが、魔法使いとしても非常に才能あふれています。
魔力含めた気配を消す隠密の才能があり、9歳の時点でフリーレンが探すのにも一苦労するほどでした。
そんなフェルンの戦闘スタイルは速射性の高い一般攻撃魔法。
手数で防御魔法が追いつかないほどのいわゆるゴリ押しを得意とし「速射性」という一分野においてはフリーレンを上回ります。
それだけの魔法の才能がありながらフェルンは魔法のことは数ある生きていくための手段の一つ程度に考えておらず
あくまでほどほど好きくらいの感覚なのが魅力的です。
最後に
フェルンは戦争で家族を失った過去を持ちながらもハイターとフリーレンの教えを受け
魔法使いとして優秀でありながら人間的にも成長している女の子です。
旅の過程で培っていくであろう経験や出会いを通じて成長していく姿が楽しみなキャラクターで最も感情移入できるキャラクターですね。
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