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アニメ「葬送のフリーレン」1話〜4話 感想 派手さはない大人のアニメ

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引用© 山田鐘人・アベツカサ/小学館/「葬送のフリーレン」製作委員会

ついに「葬送のフリーレン」が放送されました。

沖縄在住なんで残念ながら金曜ロードショーでの視聴は不可。

24:00からのアベマで視聴しました。

その感想をつらつら書いていきます。

派手さはないが良いアニメ

最近は派手な演出とか展開が派手、考察要素があるアニメが多くてちょっと気持ち的に疲れ気味だったけど

葬送のフリーレンみたいに 平坦でゆったりとした、でも”良い”アニメっていうのがとてもしみる。

何も考えずに観れて心にすとんとくるような世界観は2時間があっという間だった。

原作を忠実にアニメ化!シーンの肉付けも完璧

まず「ぼっち・ざ・ろっく!」の監督って時点で当たり。

4コマ漫画原作を24分のアニメとして構成するのが上手い監督は総じて作品作りが上手いんだと思う。

全体的に原作の漫画を忠実に再現した感じが伝わってきて

だけど戦闘シーンなどは原作とは違い見応えのあるものになってて、とても良かった。(漫画での戦闘シーンは数ページであっさり終わってしまう)

クヴァールが原作よりパワーアップしてたのは なんか嬉しかったのと、魔法エフェクトの効果音がかっこいい!

原作を忠実に映像化しつつも、アニメとして足りない部分を適切に肉付けし話に厚みが出ていた。

あとフリーレンがミミックに食われるシーンに動きがついたのは単純に嬉しい。

個人的にアニメ化の1番のメリットかもしれない。

2時間SPは必要?今後は初回インパクト激化の予感

初回2時間SPということで、初めはフェルンとハイターの話を引き伸ばすかと思ってたけど、そんなこともなく随分テンポよく進んだなと思う。

原作準拠ではあるんだけど、2時間という枠で考えたらストーリーの区切り的に中途半端なような。
せっかくの2時間SPが…という気持ちがあった。(まぁ、たくさん観れるからいいけど)

最近は「推しの子」が初回2時間をして大きなインパクトを残すのに成功してるから、そういった話題を狙ってたのか?

同じ秋クールに放送される「薬屋のひとりごと」も初回3話放送なので、これからの覇権レベルのアニメは初回で話題を集められるこの流れが続きそう。

種族間の時間感覚の違いを慎重に描いてる所が良かった

最初「だった10年」と言い切るフリーレンに違和感があったけど

例えば、人の1年は犬だと7年の時間感覚の差かあるのに、人はそこまで気にしない感覚に似てるのかな?と思えばなんとなく納得できる。(犬は人の7倍時間が過ぎるのが早いが、だからと言って毎日犬のために早く帰ったり、そこまで気をつかわないと思う。一般的に。)

ヒンメルが亡くなった時に「もっと知ろうとすればよかった」

と初めて大切な存在だったと気づくのは、妙にリアルで、せつなさを感じてしまった。

フリーレンのヒンメルへの想いとは…

引用© 山田鐘人・アベツカサ/小学館/「葬送のフリーレン」製作委員会

そもそもフリーレンは地味な魔法を集める理由で「だってヒンメルが面白がったから」という言葉が真っ先に来る時点で、もう…ね…

今も集め続ける彼女の動機が「ヒンメルはこれもきっと面白がるだろう(ヒンメルが笑うと自分もうれしい)」というのがひしひし感じてきて切ない。

旅の仲間以上の感情があるようだけどフリーレン自身はその気持ちに気づいてないのか?

今後どのように描かれていくのか楽しみ。

あとヒンメルはイケメンすぎた。

音楽が本当に良かった!(YOASOBI以外)

ところどころで流れるケルト調の音楽がとてもいい!

サウンドトラックが発売されたら欲しいよ。

miletのEDテーマ“Anytime Anywhere”はフリーレンの淡々として柔らかい世界観を十分表現してて余韻に浸れる感じがいい!

アニメーションは吉成鋼さんというクリエイターさんが担当してて、いい意味で不思議な世界観を作っていた。1人で手掛けたのかな?

YOASOBIのOPは正直無理やり出演しました感じがして微妙

フリーレンの盛り上がりがあまりない作風に合ってない印象。今回はちょっとミスった感がある。

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